香典の包みかた

葬儀で恥をかかないために知っておきたい マナーや服装ルールについて

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300*50 夏菜さん

香典の包みかた

香典にいくら包めば良いのか、葬儀の度に悩む方も
沢山いることでしょう。
また、香典袋の書きかたやマナーについても
知っておきたいですね。

香典をおさめる香典袋には 種類がいろいろあります。
仏式の葬儀の際は、水引きが黒白の結び切りのものを
用意します。
結び切りは これっきり二度とない、
という意味あいがあるためです。
同じ理由で結婚式にもこの結び切りの水引きが使われますが
こちらでは赤白のものを使います。

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葬儀や通夜で香典を用意する際には
仏教や神教、そしてキリスト教などの宗教によって
香典袋の種類が違うので
間違えないようにすることがマナーの基本です。

葬儀の香典の表書きは 仏式でしたら「御香料」と記します。
神式でしたら「御神前」となりますが、
「御霊前」となっているものは共通ですので
どちらでも使えます。

キリスト教式でしたら 結び切りはつけずに
「御花料」と記します。
現在は、自分で記すよりも 印刷された
香典袋を使うほうが多いと思います。
祝儀袋と同様に、包む金額相当の香典袋を使うようにしましょう。

香典として包む金額ですが、おおよそのめやすとして
5千円から1万円程度が一般的なようです。
土地の習慣や 身内でしたら その家の考え方などで
こういった相場とは違った額を包むこともありますので
わからない時には どなたかに聞いてから包むようにします。

一度香典を出して、額が少なかったからといって
あとでまた香典を出す方がいますが
これは「2度」ということで「ふたたび」などの
忌み言葉に通じる行為でもあり
あまりよくないとされていますので 気をつけましょう。

通夜や葬儀に参列できない際には
郵送で香典をお送りしてもかまいません。
この場合のマナーとしては必ず現金書留にて送るようにします。

このコンテンツのメニューは「お香典や供花をそなえる際のマナー」です。
お香典の供え方や供花を贈る際に 知っておきたい基本マナーを紹介します
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